黒をベースにしたビジュアル。硬派でナイフのような切れ味を感じさせる雰囲気。BOOWYというバンドは氷室京介の姿そのものだと言えよう。周囲に媚びない、テレビに出ない、レーベルを何度も変えても自分たちを貫く。そんなBOOWYの硬派なイメージは氷室京介が中心となっていたからこそだ。氷室京介なくしてBOOWYは語れない。
BOOWYがメジャーになれたのは布袋の楽曲があったからこそ。氷室京介の研ぎ澄まされたどこまでもかっこいい存在感に対して、布袋寅泰のポップで耳馴染みの良い楽曲の数々とファンキーなキャラクターは、BOOWYという存在をより大きくより愛されるものにした。もし氷室京介のパートナーが布袋寅泰でなかったなら、BOOWYがこれほどまでにメジャーになることはなかっただろう。
ステージを縦横無尽に動き回る氷室と布袋の派手な二人に対して、寡黙にベースを弾き続ける松井常松がシブい。シンプルに音をまとめる愉快なドラマー高橋まことはバンドのムードメーカー。バンドとしての確固たる存在、魅力溢れる楽曲の数々、ビジュアル豊富なステージ演出、すべてがこの4人でなければなし得なかった。
"誰が何と言おうと日本で一番カッコいいロックバンド" 氷室京介の言葉通り、解散後20年以上経った今でもBOOWYを超えるロックバンドは存在しない。"BOOWY" その存在は永遠に色褪せることなく輝き続ける。
Boowy This Boowy |
バンドスコア BOOWY/1224 |
バンドスコア BOOWY/SINGLES |
B-PASS SPECIAL BOOWY 1986-1988 |
BOOWY コンプリートファイル |
BOOWY"gigs" case of BOOWY (1+2) |
バンドスコア THIS BOOWY DRAMATIC |