1st Single
ホンキー・トンキー・クレイジー (1985年)
BOOWYのファーストシングル。ライブのほとんどで演奏された名曲。ライブにおいて、布袋が曲のリズムに合わせてギターを弾きながら足を上げたり下げたりする動きがなんとも言えずかっこいい。
曲の終盤でのコーラスは、布袋の声のように聞こえるが外国人ミュージシャンによるもの。ライブでは布袋がファルセットでコーラスしている。カップリングの"16"は、氷室による作詞・作曲の影の名曲だ。
2nd Single
BAD FEELING (1985年)
一度聴いたら忘れられない布袋によるギターのカッティングとリフがあまりにも印象的なセカンド・シングル。いかにも氷室らしい生々しい歌詞とファンキーな布袋のギターが絡み合う。
カップリングは"NO.NEW YORK"。どちらかと言えばこちらの方がキャッチーでシングルっぽい。ライブでは毎回演奏される盛り上がる一曲。作曲は布袋であるが、作詞は脱退した深沢和明が担当している。
3rd Single
わがままジュリエット(1986年)
説明の必要がないほどの名曲のサード・シングル。BOOWYの数ある楽曲の中でも常にベスト3には入るだろう。BOOWYの中ではめずらしいバラード・ソングで作詞・作曲は氷室が手掛ける。布袋のコーラスも秀逸だ。
カップリングの"BEGINNING FROM ENDLESS"からつながる"〜GIVE IT TO ME (LIVE VERSION)"がなんとも言えない雰囲気をかもし出す。"GIVE IT TO ME"の通常版はアルバム「MORAL」で聴くことが出来る。
4th Single
B・BLUE (1986年)
布袋でなければ絶対に作れない楽曲と言える4枚目のシングル、"B・BLUE"。作詞 氷室、作曲 布袋の名曲中の名曲だ。別れた相手の幸せを祈るという氷室の歌詞が布袋のメロディに乗って心を打つ。
カップリングは、めずらしい松井による歌詞の"Working Man"。BOOWY解散後、布袋のライブで松井がゲスト参加して同曲を演奏した。
5th Single
ONLY YOU (1987年)
氷室による最愛の女性へ愛をつづったラブソングとされるBOOWYの代表曲で5枚目のシングル。B・BLUEとともに5枚目のアルバム「BEAT EMOTION」に収録されている。
カップリングは、"B・BLUE"のライブ・バージョン。♪ON THE WING WITH BROKEN HEART~ という布袋のコーラスで始まるお馴染みのライブ音源を堪能できる。もう一曲も同じくライブ・バージョンで"BABY ACTION"。通常版はサード・アルバム「BOΦWY」で聴くことができる。
6th Single
Marionette -マリオネット- (1987年)
布袋の真骨頂とも言えるギターのリズムサウンドが一度聴いたら忘れられない6枚目のシングルで、オリコンチャート1位を獲得したBOOWY最大のヒット曲。シングル・バージョンとアルバム・バージョンでは曲調が異なる。
めずらしい外国人とのデュエットによる"ワイルド・ワン (THE WILD ONE)" がカップリング。氷室とスージー・クワトロとの歌入れによるものであるが、通常のBOOWYの楽曲では聴くことの出来ないレアな一曲だ。
7th Single
季節が君だけを変える (1987年)
事実上、最後のシングルとなった7枚目のシングル。氷室の歌詞による若者の切なさや空しさを描いたきれいなバラードで、布袋のギターサウンドが美しい。"季節が君だけを変える"というタイトルがBOOWYとしてめずらしく、またすばらしい。
カップリングは、BOOWYの楽曲の中で「唯一のラブソング」と氷室が語る"CLOUDY HEART"。氷室が過去に同棲していた彼女のことを歌った一曲だ。
8th Single
DAKARA (1988年)
BOOWY解散後に発売された8枚目のシングル。ファースト・アルバムの「MORAL+3」(1988年)に収録されている。パンク調でキレた内容の曲が並ぶファースト・アルバムの中で、耳馴染みのよいキャッチーな一曲。脱退した深沢和明のサックスが印象的。
カップリングには、ファースト・アルバム「MORAL」に同じく収録されている"OUT"と"LET'S THINK"が収録されている。